みつや琴製造

完成度の高いみつや琴の古筝

日本の琴が歴史を強く重んじて昔ながらの音作りを継承しているのに対し、古筝はより良い音を求めて発達していることが大きな違いです。

また、大きなホールで聴衆のために演奏するための、演奏家と聴衆のための楽器として発達をしてきました。 日本の琴と古筝は共に材料に桐を使っています。古筝は胴体は桐を張り合わせて作られていますが、日本の琴は桐の丸太を刳り貫いて継ぎ目なく作られています。このため、日本の琴は雑音が少なく奥深い音がします。 みつや琴では、日本の琴製法で古筝を作っています。製法は日本の琴、音作りは古筝という みつや琴の古筝は、日本の製法で作られているため、雑音が少なく深みのある音で、演奏会場では非常に「遠鳴り」がする楽器です。 金属の弦を使っても上品で落ち着いた音色を出すことが出来ます。

古筝の魅力

表現方法も豊富であり、音色がハープのように聴こえるため、オリエンタルピアノとも言われています。

古筝の最大の魅力は、表現が多彩であるため、時には「蓮花のような清らかさを」、時には「雄大な雪山を」、時には「宮女の郷愁が漂いを」、時には「将軍の奮戦を」、大自然の情景から人の情緒までを聴衆に感じてもらうことができます。表現力が豊富なため、演奏するテクニックが要求されます。
金属弦を使用するようになってからは、音色・音量の変化など、表現方法も豊富であり、音色がハープのように聴こえるため、オリエンタルピアノとも言われています。

古筝へのみつや琴のこだわり

日本伝統伝承を使命としてきた『みつや琴』では、中国の琴である古筝を作る際においても、琴の製造方法を継承します。

桐原木の素材から選び抜き、長年に亘って眠らせた材料のみを使い、胴は刳り貫きにより材料を張り合わせることなく継ぎ目無く作られ、古筝の響きが出るように設計されています。 その響きは、ホールなどの演奏会で発揮され、雑音の少ない「遠鳴り」する楽器となります。 ターゲットとなる演奏者と聴衆のことを第一に考えた楽器作りは、『みつや琴』の大きなこだわりです。